Web接客と越境ecに関する考察
2016/11/15
タイのバンコクでネットショップ構築を担当しています。タイのeCommerceサイトでWeb接客のソリューションを導入しているサイトをちらほらと見かける様になりました。
日本では早くから導入が進んでいまして、その方向は大きく2つに分類されると考えています。一つはコミュニケーション機能に特化したソリューションで、もう一つはビッグデータよりのソリューションです。
コミュニティー機能に特化したウェブ接客の代表格はチャットボックスでして、トップページにアクセスすると「何かご不明な点はございませんか?」と右下に会話のウィンドウが表示されるものです。
実際にこのチャット支援機能を実装しているサイトの問合せ内容の統計を確認するとサイトの決済の方法や配達の方法等のECサイトとしての使用方法に関するものが多く寄せられる傾向にあります。
決済前に色々と確認できることは安心につながるので、会員登録率に寄与する事が多いです。
一方のビックデータよりのソリューションですが、こちらは初回訪問と会員登録済のユーザでトップページに見せる内容を変えたりですとか、前回の購入履歴を把握して、ユーザのサイト訪問時に関連商品の提案をするという様なものが一般的です。
訪問するユーザによってWeb接客する内容は変わるべきなのですが、サイトの基本構成が同じだとそれができない場合が多いです。ユーザ毎にいわゆるおもてなしをするのが、ビックデータよりのウェブ接客と言えるかと思います。
サンプルを購入して頂いたユーザの次回の訪問時に定期購入のキャンペーンのご紹介をするなど、ユーザの引き上げに利用される傾向があります。
弊社ではWeb接客のソリューションの導入を支援しておりますので、コミュニティー機能よりでもビックデータよりでも、あるいは両方でも対応できます。ご興味がございましたら、お気軽にご連絡下さい。